社会情報学会学会大会のワークショップで司会と報告をしました
2015年社会情報学会学会大会のワークショップ「『情報社会論』の変遷と再編――統治の再設計に向けて」で司会と報告をしました。
一緒に登壇してくれた、成原慧先生、尾田基先生、西田亮介先生、そして参加された皆様、どうもありがとうございました!
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憲法理論研究会と国際公共経済学会の夏季合宿に参加しました
憲法理論研究会(熱海)と国際公共経済学会次世代研究部会(八事)の夏季合宿に参加してきました。
どちらの研究会のご報告も大変勉強になりました。やはり耳学問はよいもので、手が回らない領域の土地勘がつかめるような気がします。
また、新しい人と出会ったり、旧交を温めたり、ご欠席の先生の噂話をしたりするのも、とても楽しかったです。
「情報法関連オススメ海外文献10選+おまけ」のコメンタリ
情報法関連オススメ海外文献10選+おまけ(by 独断と偏見) - アニメキャラが行列を作る法律相談所withアホヲタ元法学部生の日常
ronnor先生が、わくわくする素敵な企画を公開されている。
もっとも、すべてが海外文献ということで、実際はかなりハードルは高い*1。そこで、「情報法は若干興味があるけど英語はダルい…」「図書館とか本屋とか行くの面倒…」「知ったかぶれる程度で…」という方のために、だいたいはネットで読める邦訳や日本語関連文献を紹介したい。
*1:ronnor先生のことですから、もちろん国内文献について別途選書し、記事化して下さるものと確信しております
科学技術社会論学会ワークショップで報告しました
科学技術社会論学会ワークショップ「シーラ・ジャサノフ『法廷に立つ科学』とその後の「法と科学」」に参加しました。個人報告論題は、「イノベーションと規制――ロボット法を起点として」でした。
今回のワークショップは、科学技術社会論研究における「法と科学」
ワークショップでは、以下の方々とご一緒しました。
- 小林史明・吉良貴之「「法と科学」の社会構成主義把握の現代的含意」
- 松尾剛行「民事・刑事事件における科学的知見の取り込みと費用負担――
国際比較の視点を入れて」 - 横田明美「行政法学から見た「科学裁判」――誰が,
どの時点の科学的知見を取り込むのか」 - 成原慧「情報技術の発展と法の変容――
Reno判決の検討を手がかりにして」 - 赤坂亮太「サービスロボットと責任ルール」
成原先生と赤坂先生の間で、法学と政策学を繋ぐような役割を果たすという大役でしたが、なんとか無事終わりました。
ジャサノフの初版は1995年なので、彼女の著書の時代的限界も踏まえつつ、なおその現代的含意を汲み取るため、実務、行政法、情報法、ロボット法など各法分野から多面的に照らし出すというワークショップ全体の目標が達成できていたら幸いです。
情報法・法政策研究会でキャンペーンとポピュリズムについて報告しました
情報法・法政策研究会で報告を行いました。
論題は「情報社会における民主主義の新しい形としての『キャンペーン』」です。今回は、キャンペーンとポピュリズムの関係をテーマにしました。
キャンペーンについての総論を扱った京都での報告と合わせて、後日、論文としてまとめたいと思います。