シンポジウム「AI社会における『個人』とパーソナルデータ」に登壇しました
2018年3月18日(日)に開催されたパーソナルデータ+α研究会シンポジウム「「AI社会における『個人』とパーソナルデータ」の第2セッションに登壇しました。ご参加いただいた皆さま・関係者の皆さま、誠にありがとうございました!
私の報告資料「AI社会における『個人』と自律」は、以下でご覧いただけます。
普段のパーソナルデータ+α研究会メンバーも豪華なのに、シンポジウムは輪をかけて贅沢で、本当に辛かったです。
さらに、「傍聴」席まわりも重厚長大な雰囲気で逃げ出したくなりました。御大たちを前にして、なぜ私が「個人」とか「自律」とか「尊厳」とかのお話をせねばならないのでしょう…。いえ、ご来場いただいたのはとても嬉しかったのですが…。
あと、事務局としてロジまわりも担当しました。事務方と登壇とを同時にやるのは、なかなか無理がありますね。疲れた疲れた…。
でも、最後まで離席率がとても低かったので、ご関心をもってお聴きいただけたのではないかと思います。ご参加いただいた皆さまから好意的なコメントもいただいて嬉しかったです。やってよかった。
■タイトル
パーソナルデータ+α研究会シンポジウム「AI社会における『個人』とパーソナルデータ」近代とシンギュラリティのあいだで?
■開催日程
2018年3月18日(日)13:00~17:00 (受付開始 12:30)
■開催場所
放送大学 東京文京学習センター 多目的講義室
(〒112-0012 東京都文京区大塚3-29-1)https://www.sc.ouj.ac.jp/center/bunkyo/about/access.html
■開催趣旨
パーソナルデータ+α研究会は、2016年5月より個人情報保護法制の近未来を考える上で重要な課題を分野横断的に、原理にまで遡りながら検討を続けてまいりました。その活動の一部は、NBL1100号で紹介されています。こうした議論をさらに「開き」、より多くの方々と情報技術の進展を踏まえた制度のあり方について検討するために、下記の通りシンポジウムを開催する運びとなりました。今回は、「AI社会における『個人』とパーソナルデータ」をテーマとして、中川裕志先生(東京大学教授)、樋口陽一先生(東京大学名誉教授)をはじめ、さまざまな分野で活躍されている研究者・実務家の皆様にご登壇いただきます。
■プログラム(※敬称略)
▼ 開会の挨拶
▼ 第1セッション
○ 中川 裕志(東京大学教授)「人工知能の社会への影響と開発倫理指針」
○ 樋口 陽一(東京大学名誉教授)発言予定
(※ご発言を予定されていた樋口先生は急病のため残念ながらご欠席でした。)
▼ 第2セッション
生貝 直人(東京大学客員准教授)「AI社会における個人とデータポータビリティの権利」
成原 慧(九州大学准教授)「AI社会における個人/パーソンとデータの主体」(仮)
工藤 郁子(マカイラ株式会社上席研究員)「AI社会における『個人』と自律」
司会:小林 史明(明治大学専任講師)
▼ パネルセッション
○ 大屋 雄裕(慶應義塾大学教授)
○ 中西 崇文(国際大学GLOCOM准教授/主任研究員)
○ 山本 龍彦(慶應義塾大学教授)
○ 石井夏生利(筑波大学准教授)
▼ 閉会の挨拶